世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」について、以前、丹生都姫神社http://uc-wakayama.org/archives/289と熊野古道http://uc-wakayama.org/archives/396を紹介した時にその内容に触れた。
原書房から出ている“熊野 神と仏”という本は、宗教人類学者植島啓司さんと熊野本宮大社の九鬼宮司〔注1〕と金峯山寺〔注2〕の田中執行長の3人による共著で、最後は鼎談の形式だ。
本の帯には、“世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の謎を解く”というキャッチコピーがあるとおり、熊野、吉野、高野山を結ぶ道が世界遺産となった内容等について考察がなされている。
ユネスコが世界遺産として認めた背景に、9.11後の世界情勢の変化が挙げられている。
異なる宗教が融和して存在することに価値がある時代になったのだ。
〔注1〕九鬼の“鬼”の漢字は上の点がない字
〔注2〕金峯山寺の読みは“きんぷせんじ”
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